
コードバグ と聞くと、Mac OSX のPHPデバッガーの Codebug を思い浮かべる人もいるでしょうが、写真の CodeBug は、虫の形をした、マイクロプロセッサ搭載のキュートなデバイスです。

英国 CodeBug.org が、どんな人にでも、どの年代の人にも、プログラム、コーディングの世界を経験してもらい、電子工作の概念も身につけ、創る楽しみを知ってもらおうと、主に教育分野をターゲットに開発しました。
PC(Windows、Mac OSX、Linux)と商品付属の USBケーブルと接続して、プログラムが初めての人でも、独自のゲームや、ウェラブルバッジ、ロボットなどを作ったりできます。多数のプロジェクト事例も公開していて、具体的な手順や、プログラムコードが学べます。
また、部品をドラッグアンドドロップで組み合わせてプログラムを作るグラフィカルインタフェースも用意されています。

6本足用の端子は、わに口クリップ、バナナクリップ、導電糸などで結線できます。タッチセンシティブ入出力が4個。後の2個はパワーとグラウンドです。

Makey Makey のような、フルーツ タッチセンサーもできます。

25個(5 x 5)の LED(赤)は、個別にプログラムコントロール可、情報表示に使用できます。

2個のプッシュボタンはプログラムロードや、CodeBug のモードセレクションなどの用途に使用しますが、ユーザープログラムでのコントロールもできます。

電源はマイクロUSBポートから供給できますが、コイン型電池(CR2032)が使用できます。

I2C、SPI、UART 用の外部端子が用意されています。
面白いのは、この端子は、Raspberry Pi の GPIO ピンに直接装着できるようになっていることです。



Raspberry Pi との連携に関しては、別途、レポートすることにします。
プロセッサは、Microchip Technology PIC 18F、上級者用にファームウェアプログラミング用の端子が用意されています。

PCは、CodeBug のプログラムを開発するだけではなく、テザリング(Tethering)モードにより、CodeBugのコントロールができます。
初心者はもちろん、上級者にとっても面白いガジェットになりそうです。

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